以前このBLOGでも忍者デッキを高く評価していますが、1回しか取り上げたことが無く、自分の拙い視野で見る限りネット上でもあまり見かけていない気づいた今日この頃。カーパラでは徐々に認知度が上がってきたようなので、そろそろ自分のレシピを公開しようかと。(元から隠すつもりはなかったけれど、参考元が先にアップしてからと考えていた。)
----------
▼忍者デッキ▼

■メイン 60
12《島》
8《沼》
1《教議会の座席》
1《嘆きの大霊堂》

4《羽ばたき飛行機械》
4《物知りフクロウ》
3《霧刃の忍び》
4《深き刻の忍者》
3《静風の日暮れ》
3《喉笛切り》
3《粗石の魔導士》
2《水面院の視線曲げ》
1《鬼の下僕、墨目》

2《残響する真実》
4《残響する衰微》

3《金属モックス》
1《師範の占い独楽》
1《手裏剣》

■サイド
4《大牙の衆の忍び》
4《骨奪い》
2《残響する真実》
4《マナ漏出》
1《喉笛切り》
----------
▼基本的な動き

 《羽ばたき飛行機械》、《物知りフクロウ》等の軽量フライヤーで攻撃を通し、忍術を駆使して相手にさまざまな悪いことをして勝ちます。メインのメタは親和でしょうか。

▼《物知りフクロウ》と《水面院の視線曲げ》について

 《物知りフクロウ》は序盤の事故防止と共に軽量フライヤーでもあります。また、187能力(comes into play能力)持ちなので忍術で手札に戻した後に再び能力の恩恵を受けれるため採用されています。187能力持ち軽量生物の代表格として《貪欲なネズミ》も候補でしたが、飛行の有無が陰陽を分けました。
 《水面院の視線曲げ》は自身をタップするだけで《羽ばたき飛行機械》がブロックされなくなる意外なシステムクリーチャーです。最悪、マナさえ支払えば誰でもブロックされないので後半でもその実力を発揮できるかと。また、自身も軽量であるため、相手の場に生物がいなければそのまま忍術のコストに変わることも出来るので有用です。

▼《粗石の魔導士》と軽量ファクト

 《粗石の魔導士》といえば青緑コンでお目にするカードですが、忍者デッキは《手裏剣》《師範の占い独楽》《金属モックス》など1マナ以下のファクトと相性がよいため採用されています。
 《手裏剣》は手軽にクリーチャー除去ができる有能なカードで、特に対親和では《手裏剣》で場を制圧できるほどに有用であることが確認済みです。デッキ中に忍者が大量に入っているため、デメリットは無いといって過言ではないでしょう。
 《金属モックス》は忍者の欠点であるテンポの悪さを解消してくれます。1ターン目に《物知りフクロウ》、2ターン目に《深き刻の忍者》を忍術でプレイできれば、刻印した手札の分を取り戻せるので十分過ぎる働きをすると言えるでしょう。
 《師範の占い独楽》についてはもはや説明不要でしょう。たとえシャッフルできなくとも3枚目まで操作できるのは否応無く強力ですね。

▼各忍者について

 《霧刃の忍び》は忍術コストが軽量であるため、1〜2ターン目に出てくる相手のクリーチャーを手札に戻し、相手のテンポを崩す優秀なカードです。ただ調整の結果、現在は3枚になっています。
 《深き刻の忍者》。忍者デッキにおいて手札にどれだけ強力な忍者を握っているかは重要な要素です。従って忍術コストが軽いこの忍者は、殴りだしに最も適したカードと言えるかもしれません(人によっては《霧刃の忍び》を評価するケースもあります)。
 《喉笛切り》は黒以外のクリーチャーデッキ(当忍者デッキ含む)に対してその効果を発揮します。ただ、タフネスが2しかないので《マグマの噴流》等のインスタント火力で除去されるケースが多いので過大評価は出来ません。また、元が高コストのネズミであるため、サイドボードから《鼠の守護神》を投入して忍者のサイズの小ささをカバーする事も出来そうです(当方はまだ試していない)。
 《静風の日暮》は忍者デッキの要といえます。デッキ中に最低でも3枚、除去される分も考えて理想は4枚入れるべきカードです。モックス経由で3ターン目に日暮が出るか否かで戦局が大きく変わります。
 《鬼の下僕、墨目》はこのデッキのフィニッシャーにあたります。日暮でサーチしてくるのが前提となりますが、自身が再生持ちである上リアニメート能力まで持っているので、フィニッシャーとしては十分と考えられます。

▼サイドボードについて

 《大牙の衆の忍び》の能力は強力ですが、なにぶん重いため対コントロールのサイドカードとして力を発揮します。ぶっちゃけ、コントロール相手にこいつのアタックが一回通れば勝ちがぐっと近くなるようです。調整次第ではメインに1枚(サイドに3枚)投入して日暮でサーチするぐらいでもいけそうです。
 《骨奪い》に関しては忍者であることを評価して採用していますが、気分によって《鼠の墓荒し/冒涜するもの、夜目》でもいいかもしれません。
 残りのカードはケースバイケースで使い分けるか、まったく別のメタに合わせるのがよいかと。

▼対○○デッキでは

 親和にはメインで5部5部で戦えます。《霧刃の忍び》や《喉笛切り》《手裏剣》のクリーチャーメタ能力が際立ちます。サイドで《機械の行進》を入れてガチメタすればさらに勝率が上がるかと。
 カウンター系コントロール相手には高確率で勝てます。《羽ばたき飛行機械》通すだけですからw
 逆に赤系や黒系の除去がふんだんに含まれたデッキには非常に脆いです。忍者のタフネスが大体低いので《紅蓮地獄》や《忌まわしい笑い》で駄目になってしまう可能性が十分あるため、その手のデッキが多いところではサイドボードで対策をとらないと憤死するでしょう。
 トロン、緑コンとの調整は進んでいませんが、前者は数が減る、後者はハンデスで誤魔化せそうな気がします。

 といった感じに新潟カーパラで見かける型の忍者デッキを紹介しました。これから忍者デッキを作ろうという方の参考になれば光栄です。

 最後に、スペシャルサンクス:M山様、ボス様、丸井キャプテン様(順不同)

追伸:ニュースサイトに補足してもらいたいなぁとおもたw

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索